桜が開花して
今年もツバメが やって来ました
知らなかったツバメの生態系
毎年飛来するツバメですが 同じツバメなのか気になり調べてみました
ツバメは暖かい国(東南アジアなど)から
一匹で3000~4000キロを移動する渡り鳥で
帰巣本能が高く 基本昨年と同じペアのツバメが戻って来るのですが
その確率は50%以下
オスが先に到着後
メスが
5日以内に到着すると同じペア
10日以内だと半分が同じペア
それ以上になると別のペア
メスが先に到着すると全て違うペア だそうです
ツバメも オスは待ってくれるのにメスは待ってくれないんですね (^_^;)
優れた子孫を残すために
オスは 繁殖能力が分からないメスより
確実に卵を産んでもらえる昨年と同じメスとペアに
メスは もっと優秀な体格・遺伝子を持ったオスとペアに
選んだ方が優れた多くの子孫を残せると言う事なのでしょう
浮気も
巣作りの内装の工程はメスで
オスは 手伝うのではなく 見守っているだけですが
外敵と言うより
別のオスが侵入してきて浮気するのを阻止するため
見張っているだそうです
実は
オスのほうも機会があればと よそのメスを狙っていますし
メスも ペアを見限って逃げたり 魅力的なオスと不倫することがあるそうです
オスは 自分のDNAを残す事
メスは 優れた子孫を残す事 で必死のようですね
モテるオスは
尾羽(おばね)が長い事
成熟していて病気などが無く 優れた遺伝子を示していて
若いツバメより 熟練のツバメの方が人気なんだそうです
ちなみに
昨年生まれたツバメは近親交配を避けるためほとんど戻って来ないそうです
我が家では
5年前には雛が大きくなったところで
待ち構えていたカラスに襲撃され全滅
それでも 次の年に巣作りをしていたので
巣の前に黒テグスを1本引いてやりました
それからは襲われていませんが
カラスの鳴き声はするので
どうなるか分かりません
自然の摂理で 仕方のない事でもあり
これから子育てに奮闘するツバメを見守っていきます
最後まで閲覧有難う御座います