チーム用バットの一部です
ソフトボールは野球・サッカーと比べるとマイナーなので、大型スポーツ店などで店員の方に尋ねても確かな説明を得る事が難しいく、特にソフトボール用バットは試打の設備がある店舗でも種類が揃ってなくて試す事(打ち比べ)が出来ない事が多く、購入してから使ってみてやっぱり違ったという事が多々あります。
現に私のチームでも使わないバットが何本も眠っています。
今回はソフトボール3号(ゴム)用のバットの検証です。
最初にソフトボール用バットには革・ゴム兼用モデルとゴム用モデルがあると言う事です。(知ってる、解ってる方は飛ばして下さい。)
2016年度から「反発規制」が入り、革製ボールの飛ぶ高反発系バットに数字的な規制が入りました。
そのため、各メーカー 革・ゴム兼用モデルとゴム用モデルを出しています。
ゴム用モデルにはグリップの上の部分に「ゴム」と表記されています。
私達 草ソフトではゴムだけしか使用しないのでゴムボール用です。
「規制」がかかってないゴムボール専用のほうが、
良いでしょう!
ミドルバランスと軽量のバットに疑問?
飽く迄も草ソフトレベルの私的見解です。
情報でよく見かけるのが「ミドルバランスがオススメです」「トップバランスは力のあるロングヒッター用です」との説明。各メーカーもミドルバランスの新商品が多い気がします。
重さに関しては「軽いバットで早いスイング」「軽いバットがコントロールしやすい」と書かれています。現に700g以下の軽い新商品が多数出ています。
そうでしょうか?
バランスはトップの方が遠心力を最大に使え、ある程度重みがあることで 腕だけで振る事がなく体を使ったスムーズなスイングが出来るように感じます。
私のいるチーム内には野球経験者から初心者、60歳過ぎのおじちゃんまでいますが、ミドルバランスのバットは自分のスイングが出来る経験者の方が使いこなせてるようです。
大人用の3号のボールだとある程度の重さがないとバットが負けてしまい軽いバットで打ち返すには逆に力がないと難しいです。
草ソフトのそこそこの球速ならトップバランスの710~800gぐらいのバットの方がバットに飛ばしてもらえる気がします。(ウィンドミルで早い球投げられたらどっちにしても打てません。笑)
もう一度言いますが草ソフトレベルの私的見解です。
後は、個人で使う時は自分のレベルでチームで使い場合は現在無いバランス・グラム数を試してみるといい結果が出るかもしれません。
注目のバットゴムボール専用2019年モデル
Louisville Sluggerカタリスト
ソフトボール用バット不動の人気。
元来飛距離が優れている事で人気。2018年に打球部のカーボンを薄く根本部のチタンベルトを強化によりさらに飛ぶようになった。
ラインナップが充実していてあらゆるタイプのバッターに対応。
品名:CATALYST Ⅱ Ti
- 2018年11月上旬発売予定
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定価¥48,600(新税込)
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品番:WTLJGS19T
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トップバランス
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サイズ: 83cm620g平均 84cm650g平均 84cm680g平均 84cm710g平均
85cm710g平均 85cm740g平均 86cm770g平均 86cm790g平均 -
カラー: ホワイト×パープル
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仕様: 100%パフォーマンスコンポジット+チタンベルト装着
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打球部径: 57mmパイ グリップ径 20.7mmパイ(メーカー調べ)
- 2018年11月上旬発売予定
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定価¥48,600(新税込)
- 品番:WTLJGS19S
- セミトップバランス ゴム用で待望の新登場!
- サイズ: 83cm680g平均、84cm710g平均
- カラー: ホワイト×レッド
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仕様: 100%パフォーマンスコンポジット+チタンベルト装着
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打球部径: 57mmパイ グリップ径: 20.7mmパイ(メーカー調べ)
品名:CATALYST Ⅱ BT
- 2018年11月中旬発売
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定価¥48,600(新税込)
- 品番: WTLJGS19M
- ミドルバランス
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サイズ: 84cm680g平均、84cm700g平均
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カラー: シルバー
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仕様: 100%パフォーマンスコンポジット+カーボン2重装着
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打球部径: 57mmパイ グリップ径: 21.35mmパイ(メーカー調べ)
品名:LXT PLUS
- 2018年11月中旬発売
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定価¥48,600(新税込)
- 品番:WTLJGS19X
- セミトップバランス
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サイズ: 84cm680g平均、84cm710g平均
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カラー: ホワイト
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仕様: 100%パフォーマンスコンポジット
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打球部径: 57mmパイ グリップ径: 20.7mmパイ(メーカー調べ)
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2つの管を接合させできた最新テクノロジーが凝縮された打球部が広いスウィートスポットを実現。
しびれにくく、心地よい打感が特徴。
品名:C1C LINA
- 2018年11月中旬~下旬発売
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定価¥29,160(新税込)
- 品番:WTLJGS19L
- ミドルバランス ボトルタイプ
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サイズ: 83cm640g平均
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カラー: ホワイト
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仕様: C1Cコンポジット
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打球部径: 57mmパイ グリップ径: 20.7mmパイ(メーカー調べ)
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コストパフォーマンスモデル
使用中(カタリスト)バット
下記のバットは6年前購入したバットです。
CATALYST BT 3X(カタリスト BT 3X)
初心者ではないですが若い頃のようにホームラン打てる力はないし、「すべてのバッターの基本形」と言う事で選びました。
結構使い込んだ感想として、それまで使用してきたバットより当たれば打球のスピード・威力ともズバ抜けていました。
ただ、打つポイントが狭い気がしてボテボテやトップフライが多くなり打ち損じると手がしびれます。
今でも愛用していて短く持ってコンパクトに振る事で打ち損じを減らす様にしてますが、どうしても飛距離は削られカタリストの良さが半減している感は否めません。
MIZUNO
ミズノも幅広く愛用されてる方が多いメーカーです。
現在はゴムボール用はAX4シリーズ がメインです。
ここ1~2年 X(エックス)シリーズは革ゴム兼用に特化しているようです。
ビヨンドが有名ですが特性的に軟式の柔らかいボールに適しているようです。
チームのメンバーがAX4を所持していて使わせてもらった感想は、カタリストよりはスウィートスポットが広く打感は多少柔らかく感じられました。
品名:AX4 2019年限定品(カタログ外)
- 2019年2月発売予定
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定価¥42,120(新税込)
- 品番:1CJFS
- ミドルバランス
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サイズ: 84cm・平均650g ホワイト×レッド(0162)
84cm・平均680g ゴールド×レッド(5062) 85cm・平均710g ブラック×GOLD(0950) -
仕様: カーボン+グラスファイバー
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打球部径: 57mmパイ
残念ながらゴムボール用2019年モデルは軽量ミドルバランスのみエントリーのようです
2018年モデルではAX4シリーズが各タイプエントリーしています。
ビヨンドも新作が出ているようなので機会があれば仕打してみたいです。
ウィルソン・ディマリニ
硬い打感が特徴で、早いしなり戻りと抜群の振りぬきで弾き返すとうたっています。
品名:ディマリニ・フェニックス
- 2018年12月発売予定
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定価¥48,600(新税込)
- 品番:WTDXJSSPR
- セミトップバランス
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サイズ: 84cm710g平均 85cm730g平均 86cm750g平均
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カラー: ホワイト×ブラック
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仕様: 新素材 PARAFLEX PLUS コンポジット・DISHキャップ 打球部2重管
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打球部径: 57mmパイ
- 2018年12月発売予定
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定価¥48,600(新税込)
- 品番:WTDXJSSPE
- セミトップバランス
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サイズ: 83cm680g平均 84cm690g平均
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カラー: ホワイト×ブルー
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仕様: 新素材 PARAFLEX PLUS コンポジット・DISHキャップ 打球部2重管
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打球部径: 57mmパイ
- 2018年12月発売予定
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定価¥48,600(新税込)
- 品番:WTDXJSSPH
- トップバランス
- サイズ: 83cm650g平均 85cm730g平均 84cm660g平均
- カラー: ホワイト×オレンジ
- 仕様: 新素材 PARAFLEX PLUS コンポジット・DISHキャップ 打球部2重管
- 打球部径: 57mmパイ
ウイルソンもチームに古いバットが1本あり確かに硬い打感です。
バランス・重さが多種あり、今回、新素材に変わったようなので気持ちそそりますね。
ZETT
ブラックキャノンシリーズが有名で近年人気上昇してます。
品名:BLACK CANNON
- 販売中
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定価¥41,040(新税込)
- 品番:BCT53883 / BCT53884
- トップバランス
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サイズ: 83cm650g平均 84cm660g平均
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カラー: ブラック
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仕様: FRP 打撃部4重管構造
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打球部径: 57mmパイ
こちらも軽量モデルですのでボールに負けないかが気になります。
こんなバットがあってもいいかな。
骨董品のバット
私がソフトを始めたとき(30年前)からチームにあったバットが今だに現役で活躍しています。
私も20~30代の頃は愛用していて
「YOKOWO」 SILVERDというバットですが「YOKOWO」はすでにスポーツ事業から撤退しているそうです。
このバットは細身なのに800gありますがグリップが現在のものよりかなり太く、振った感じあまり重さが気になりません。
確かに近年のバットのような反発力・シナリ構造などがないので飛距離・打球速度は比べものになりませんがバット全体が芯にようで打ちやすさはピカイチです。
また、グリップが太いのが握りやすいと年配のチームメイトは長年愛用しているようです。
あとがき
近年は中学生や女子高校生を意識してか軽量化が目立ちますが3号球を仕様する以上、軽すぎるとかえってレベルの高いスイングが求められるように感じられ草ソフトで仕様するバットは自分たちにあったものを選ぶのが難しいようです。
新素材の商品やバランスに関してもセミトップの商品も増えてきて選択の枠が増えて実際に使用しないと判断しかねますが値段が安くはないので慎重に選ぶうえでほんの少し参考になれば幸いです。
こちらもヨロシク
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